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尿の回数が多い(頻尿)

通常、成人の場合、1日に6〜8回の尿意を感じ、トイレへ行くことになります。この頻度が増加し、日中でも夜間でも頻繁にトイレに行く必要があるのが頻尿です。

原因

頻尿の原因として次のようなものがあります。

  1. 水分の過剰な摂取:飲み過ぎや夜間に水をたくさん飲むことは、尿の量を増やし(多尿)、頻尿となります。
  2. 膀胱容量低下:年をとると、膀胱の容量や機能が低下し、頻尿の傾向が高まることがあります。
  3. 膀胱炎:膀胱炎は、頻尿を引き起こす一因となります。
  4. 過活動膀胱:たまっている尿の量に関わらず急に尿意が出現し、頻繁にトイレへいきたくなることがあります。
  5. 前立腺肥大:前立腺肥大の方に頻尿はよく認められます。
  6. 糖尿病:糖尿病では多尿となるため尿意頻回となります。また神経障害によって膀胱の感覚が変化し、結果として頻尿となることがあります。
  7. 薬物の副作用:一部の薬物(利尿薬など)や食品(カフェインなど)は、尿量を増やしたり膀胱の過敏性を増大させることで頻尿となります。

診断

頻尿の原因を特定するために以下のような検査を適宜行います。

  1. 問診・排尿日誌:問診および排尿日誌をつけることでその状態を評価します。
  2. 尿検査:尿の性状を評価することで病態の把握につながります。
  3. 超音波検査:残尿の測定や膀胱の評価をします。

頻尿、特に夜間頻尿は生活の質(QOL)に多大な影響を及ぼします。泌尿器科へ一度相談にいらしてみてください。

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