尿検査で異常を指摘された
健康診断で尿検査はよく行われます。そのさいに行われる尿検査は尿定性検査というものです。
尿定性検査には以下のような項目があり、さまざまな疾患の早期発見につながります。
- 糖:糖尿病などで高血糖状態にあると陽性になります。
- タンパク質:腎炎など腎臓の異常がある場合に陽性となります。
- 潜血:通常は検出されませんが、尿路結石、腎炎、尿路腫瘍などで陽性となります。
- 白血球:尿路感染症などがある場合に陽性となります。
- 亜硝酸塩:尿路の細菌感染がある場合に陽性となります。
- ケトン体:糖尿病の高度なケースや飢餓状態で陽性となることがあります。
健康診断の尿検査で異常が指摘されても必ずしも病気があるわけではありません。しかし、重篤な病気が見つかるケースもあるため、必ず泌尿器科や腎臓内科などを受診するようにしましょう。